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骨粗鬆症の診断と治療

骨粗鬆症とは骨密度の低下、 骨質劣化により骨強度が低下し骨折リスクが高まる疾患です。
我々の身体には常に古い骨を壊して(骨吸収)、新しい骨を作る(骨形成)リモデリングと呼ばれる作用があります。
しかし、 加齢、 閉経等によりこの骨吸収と骨形成のバランスが崩れて骨粗鬆症になります。
超高齢化社会である我が国の骨粗鬆症患者数は推定1280万人(40歳以上の女性の26.5%、 男性の12.4%)と報告されております。
当院では50歳以上の患者さんに骨粗鬆症検査を勧めております。
骨塩定量検査(DXA法)により、 腰椎(L2-4)と大腿骨近位部の骨密度を調べ(図19)、 採血検査により患者さん1人1人の骨吸収能、 骨形成能を調べた上でそれぞれにあった骨粗鬆症治療薬を選択します。
現在骨粗鬆症治療薬は様々な種類が存在し、 調べないとどの骨粗鬆症治療薬が適しているかはわかりません。
当院では遠方からくる患者さんも多数おりますので、 適宜患者さんの最寄りの病院と密に連絡を取りあいながら治療に当たっております。
骨粗鬆症検査は当日検査が可能ですので、 気になった方は是非お声がけください。

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図18. 代表的な骨粗鬆症による骨折です.椎体骨折(左)、大腿骨頚部骨折(右)
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図19. 当院の骨密度測定装置です.腰椎と大腿骨頚部の骨密度をDEXA法で測定できますので、
とても正確な評価ができます。

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