放射線部
スタッフ
診療放射線技師9名・助手1名
理念

主な業務
整形外科領域において、レントゲン写真は診断の際に必要不可欠なものです。
当院では通常のレントゲン(一般撮影)以外にも、状況に応じてX線TV、CT、MRI、骨密度(DXA)の検査を行っています。
医療機器の紹介
一般撮影とはX線(放射線)を用いて身体の内部を撮影するもので、いわゆるレントゲンと言われるものです。
当院では来院時に一番先に行われる検査になります。FPD(フラットパネルディテクタ)を使用しており、従来のX線撮影よりも低被ばくでの検査が可能となります。

X線TVとは一般撮影では静止画の写真しか撮影できませんが、動画をリアルタイムで撮影することができます。当院の主な用途は脊髄造影、関節造影、神経根造影などの造影検査の他、骨折、関節脱臼などの徒手整復、超音波治療法の際に使用するマーキングなどに用いられます。

X線CTとはX線を用いて頭部から四肢までの任意の断面を得ることができます。検査時間も短く、骨折や神経圧迫などの病変の形態学的評価に優れており、3次元的に骨を見ることができ、術前、術後の診断に非常に有用です。マルチスライス16列CTを使用しており、従来の検査より被ばく量を低減することができます。

MRIとは無侵襲の検査で任意の断面を得ることができます。また、X線を使用しないので被ばく の心配もありません。関節内や脊椎内、軟部組織の診断に有用です。体内金属や対外金属は生命や画像に影響を及ぼす恐れがあるので、確認したのちに検査に入ります。体内金属の種類によっては検査を受けることができない恐れもあるので、その際は医師との相談になります。1.5T、3.0Tの2台を使用しており、多くの検査に対応できるかたちをとっております。また、磁場も強いので従来よりも短時間で検査を行うことができます。


