ナビゲーションシステム

当院では、人工膝関節置換術の際、先進医療の「ナビゲーションシステム」を導入しています。

「ナビゲーションシステム」とは、先進医療のひとつで、コンピューター支援手術システムです。このシステムでは、赤外線を使用して、治療する部位と手術器具の位置関係を正確に計測し、リアルタイムにコンピューターモニター画面上に表示することで、医師の手術をサポートするシステムです。これにより、高い精度のより正確な手術が可能になります。

人工膝関節が正確に挿入されない場合、痛みや早期のゆるみなどを引き起こすことが報告されており、より正確な手術を行うことが治療成績向上のため重要です。「ナビゲーションシステム」の導入により、より精度の高い手術を行えることが証明されています。特に変形の強い患者さんには有用と言われています。2016年の日本人工関節学会のデータでは、日本全国で「ナビゲーションシステム」を人工膝関節置換術に導入している病院は7.77%のみでした。

当院では2017年1月よりストライカー社製の「ナビゲーションシステム」を導入しました。必要な患者さんには「ナビゲーションシステム」を用いて人工膝関節置換術を行っております。

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大まかな手術の流れ

1.手術部位に指標となるトラッカーという装置を装着します。

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2.センサーカメラからの赤外線をトラッカーに反射させ、実際の膝の位置や手術器具の位置をモニター画面に
   数値として投影します。

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3.数値を参考に手術器具を使用し正確に骨切りします。

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4.骨切り後のモニター画面です。

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5.人工膝関節置換挿入後の実際の膝の動き方も確認できます。

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6.モニター画面での膝の動き方の最終確認画面です。

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