こむら返り(けいれん)

マラソンの終盤やゴールした後、あるいは就寝中にふくらはぎが引きつる経験はありませんか?
こむら返りと言われ、ランナーにとっては予測不可能でやっかいな現象です。
*こむら=ふくらはぎの古語

原因

完全には解明されていませんが、ふくらはぎの筋肉自体の問題ではなく、運動神経から発生する説が有力です。長時間のランニングなどの運動を続けると、神経と筋肉の連絡部(筋紡錘)の活動性が増加することで、運動神経の興奮性が増し、けいれんが起こると言われています。

一方,脱水,電解質の変化,疲労物質の蓄積が関与しているとも考えられますが、そのはっきりとした裏付けはありません。

ランニング中にこむら返り(けいれん)の予感がしたなら

タイムロスは気にせず、一時立ち止まってストレッチングマッサージをしましょう。
また、コールドスプレー・氷の使用も、運動神経の興奮を抑えるのに有効です。
タイムを気にして走り続け、最終的にこむら返り(けいれん)を起こしてランニング不能になるよりは、良くありませんか?

ランニング後にこむら返り(けいれん)を起こしてしまったら

  • shinsplint01上述と同じで,何とかストレッチングマッサージをしましょう。
    • 立位可能なら自分でふくらはぎを伸ばすストレッチングを。
    • 倒れこんでしまったら、周りの人に足首を反らしてもらって、ふくらはぎを伸ばしてもらいましょう。

 

  • こむら返りがおさまっても、すぐ芝生に寝て休んではいけません!
    立ったり、ゆっくり歩いたりのやさしい動きをすることで、筋肉を正常な長さに戻し、神経の興奮を抑えることが出来ます。

予防

マラソンの完走後、芝生で休んでいるランナーが急にこむら返りを起こし、唸っているのを見たことはありませんか?完走直後はまだ神経が興奮したままだからです。
従って、完走後すぐ芝生に寝ないで、立ったり、ゆっくり歩いたりのやさしい動きをすること。
またストレッチングマッサージをしましょう。そうすることで、短縮した筋肉を正常な長さに戻し、神経の興奮も抑えることが出来ます。